院長・スタッフ紹介

　　　　院長　矢野博之

このたび竹内歯科医院を継承させていただきました、やのファミリー歯科明石クリニックの院長矢野博之（やのひろゆき）です。数ある歯科医院の中から当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

私は、これまで大学病院、総合病院、歯科医院と多くの医療機関に勤務して参りました。大阪大学歯学部附属病院では7年間、口腔外科外来にて抜歯や嚢胞摘出などの小手術、顎関節専門外来、全身麻酔による口腔がんや顎骨骨折の手術などを経験しました。また入院患者さまの全身管理、休日夜間救急での外傷の対応、歯ぎしりの研究、研修医の指導にも携わりました。

総合病院では3年間、全身麻酔による抜歯などの口腔外科手術や入院患者さまの周術期管理（口腔ケアや歯科治療）や、全身疾患をもつ有病者の歯科治療に尽力しました。

歯科医院では、非常勤の期間を含め10年以上、一般歯科治療、予防歯科、小児矯正、訪問歯科など多様な分野においてルーペや顕微鏡を使った精密な治療を学びました。

この経験を活かし、もっと患者さんに近い位置で、患者さんのお口の健康を生涯にわたって守りたいと考え、妻の故郷である明石で腰を据えて開業することを決意しました。

開業に際し、いくつかこだわりたい治療があります。まず、私が日本口腔外科学会、日本外傷歯学会の認定医であることから、その専門性を活かした外傷歯外来、顎関節•歯ぎしり外来、親知らず抜歯外来を導入いたします。また、口腔ケア学会のアンバサダーであることから、健常者の予防歯科、お子さまの虫歯予防と、ご年配の方の歯周病治療に特に力を入れます。

私達は、地域のみなさまのお口の健康を守るため、口腔内のトラブルがなくても通院していただける予防歯科に取り組んでいきます。診療の際には、口腔内の現状や、今後起こりうるリスク、治療内容のメリット・デメリットをわかりやすく丁寧に説明します。その上で、一人ひとりのご希望に沿った最善な治療と予防を行えるように、信頼関係を大切にし、私自身も自己研鑽を行い、多種多様な職種と連携して最新の歯科医療を提供していきたいと思います。

私は2021年7月から非常勤として竹内歯科医院に勤務させていただき、多くの地域のみなさまに支えられてきました。

これからは前院長の竹内辰夫先生の意志を受け継ぎ、地域密着型の歯科クリニックとして、ファミリー全員が気軽に通える歯科クリニックを目指していきますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

経歴

2011年3月	鹿児島大学歯学部歯学科卒業
2011年4月〜2012年3月	鹿児島大学歯学部附属病院　研修医
2012年4月〜2016年3月	大阪大学大学院歯学研究科(口腔外科学第二教室) 博士課程大阪大学歯学博士取得（歯ぎしりの基礎研究）
2016年4月〜2019年3月	大阪大学歯学部附属病院(口腔外科学第二教室) 医員顎関節専門外来、休日夜間救急における外傷の治療に従事。
2019年4月〜2022年3月	阪南市民病院歯科口腔外科医長歯科口腔外科診療責任者、口腔ケアおよび総合栄養管理の委員長を務める。
2022年4月〜2024年5月	大阪府、兵庫県　医療法人歯科医院勤務
2021年7月〜	竹内歯科医院勤務

資格

歯学博士
歯科医師臨床研修指導歯科医
日本口腔外科学会認定医
日本外傷歯学会認定医
日本口腔科学会認定医
日本口腔ケア学会認定口腔ケアアンバサダー

所属学会

日本口腔外科学会
日本外傷歯学会
日本顎関節学会
日本口腔ケア学会
日本口腔科学会
日本顎口腔機能学会

学会発表、講演会

「10代女性の口唇梅毒の1例」第64回公益社団法人日本口腔外科学会総会、学術大会
「下顎骨前歯部から小臼歯部に認めたエナメル上皮腫の2例」第65回公益社団法人日本口腔外科学会総会、学術大会
「開口障害を機に発見された三叉神経運動枝障害の1例」第66回公益社団法人日本口腔外科学会総会、学術大会
「長期経過観察を行った小児関節突起骨折の1例」第27回NPO法人日本口腔科学会近畿地方部会
「長期経過観察により内部壊死を伴ったWarthin腫瘍の1例」第74回NPO法人日本口腔科学会学術集会
「実験的急性ストレスによるモルモットの睡眠と顎筋活動の変化」第55回日本顎口腔機能学会学術大会
「 Acute footshock stress can modulate the viligance stress and jaw muscle activities in guinea pigs」Oral Neuroscience 2017年8月大阪大学
「歯科口腔外科とは？その役割について」第71回阪南市民病院　市民公開講座

スタッフ紹介

旧竹内歯科医院　竹内辰夫先生